10年ぶりに、松島町にある国宝・瑞巌寺を見学してきた。
本堂までつづく杉林は、東日本大震災の津波による塩害で枯れた木が伐採され、寂しい景観に変わっていた。
この杉林の奥から総門(海側)を眺める景色が好きだったので残念。
今は、土壌の入れ替え、新たな杉の植栽が行われているとのこと。


本堂は、平成の大修理中で見学できませんが、その代わり庫裡(庫裏)と仮本堂(大書院)が特別公開中(こちらも国宝)。



瑞巌寺御本尊 聖観世音菩薩


伊達政宗公位牌(左)  忠宗公位牌(右)


庫裡を見学したら、こちらも特別公開中の陽徳院御玉屋(伊達政宗公の正室愛姫の墓堂)へ向かう。


陽徳院の背後の高台にある伊達政宗公の正室陽徳院田村氏愛姫(1568~1653)の墓堂で、万治3年(1660)孫の綱宗によって造営された。平成18年から3年をかけ創建当初の豪華絢爛な姿に復元(瑞巌寺パンフレットから転記)。


平成の大修理期間中で見学できないものもありますが、逆に今しか見れないものもあり、とても有意義な時間を過ごさせていただきました。
それから、生涯初となる御朱印をいただいて来ました(右が瑞巌寺、左が五大堂)。