2月27日に発生した南米チリの巨大地震(マグニチュード8.8)の影響で、気象庁は青森・岩手・宮城の東北3県に「大津波警報」、その他の太平洋沿岸で「津波警報」を発令。

多賀城市では
2月28日
11:15 大代5区、桜木4区、鶴ヶ谷の計10区 4,463世帯 11,435人に避難勧告
13:00 避難勧告が「避難指示」に変更
20:00 避難指示解除

高台に移動したり、安全な区域の親戚宅に身を寄せたりした方もいると思いますが、実際にどれ位の方が避難したのかは分かりません。

交通への影響
国道45号線は下馬から松島町高城(12.9km)まで通行止め 20時解除
産業道路 貞山橋交差点以北通行止め 20時解除
仙石線 東塩釜-石巻 終日運休
東北本線 仙台-小牛田 終日運休

仙台港で110cmの津波を観測、多賀城市では津波による被害は無いようですが、市外では道路の冠水や養殖いかだが流されたりする被害が確認されています。
心の奥の方に「まさか」という気持ちもあり、現実とのギャップに驚きと不安の落ち着かない一日でした。



メモ:避難勧告と避難指示
避難勧告とは、対象地域の土地、建物などに被害が発生する恐れのある場合に住民に対して行われる勧告。災害対策基本法60条に基づき、原則市町村長の判断で行われる。
なお避難勧告よりも緊急度が高い災害等の場合、さらに拘束力が強い避難指示が発令される。この発令も災害対策基本法60条に基づき市町村長の判断で行われる。ウィキペディア(Wikipedia)より引用

河北新報社と多賀城市ホームページにも大津波関連情報ページへのリンクが設けられていました。
昨日、多賀城市ホームページでは逐次、情報ページが更新されていました。